マレーシアにあるプール・動物園・遊園地が一つになった巨大なテーマパーク「サンウェイラグーン」のご紹介です!せっかく行くなら効率的にまわって沢山楽しみたいですよね。一体どんなアトラクションがあるのでしょうか。マレーシア在住で年パス保持者の私がじっくり解説します!
サンウェイラグーンに行ってみた
アジア最大級のレジャー施設「サンウェイラグーン」ってご存じですか?クアラルンプールの中心部から車で20分程の場所にある、プール・動物園・遊園地が一つになった巨大なテーマパークなんです!
子連れの旅行者の方はもちろん、大人でも十分楽しめる施設になります。その魅力を年間パスポートを買ってしまった私がたっぷり解説します☆
サンウェイラグーンへのアクセスとホテルについて
クアラルンプール中心部から南西に車で20分程の所にあります。Grabで行くのが一番スムーズかと思いますが、電車・バスなどの公共交通機関を利用しても行く事ができます。下記ページに詳しく書いてありますが、BRT「Sunway Lagoon」駅直結です(ただし10分程歩きます)。
付近にホテルもあります。いくつかありますが、個人的にはサンウェイリゾート(Sunway Resort)がおすすめです。以前の記事「クアラルンプールのおすすめのホテル10選」の中でも紹介しています。
サンウェイラグーンのすぐ隣にあり、とても豪華な雰囲気のホテルです!
近隣のホテルに宿泊すれば旅行者の方もサンウェイラグーンでたっぷり遊ぶ事ができますね!
サンウェイラグーンのチケットの種類・お得な購入方法・年パスについて
サンウェイラグーンは入場時にチケットを購入すれば、一部の追加代金が必要なアトラクションを除き全て遊ぶ事ができます。
年齢ごとに料金が変わります。
大人(13歳以上) | RM220 | |
子供(12歳以下) | RM185 | ※ただし90㎝未満は無料 |
シニア(60歳以上) | RM185 |
また、一部のアトラクションが優先で入れる「Quack Xpress」というチケットもあります。
割引チケットについて
チケットは現地またはインターネットで購入できます。
インターネットの場合、公式HPよりもKKdayの方がお得です。
年間パスポートについて
サンウェイラグーンでは年間パスポートも購入できます。これを購入すれば1年間何回でも入場できます。
年間パスポート新規発行 | RM488 |
更新 | RM268 |
3回以上行くなら年間パスポートを買った方がお得ですね!そして2年目以降はさらに安いので、マレーシア在住の方は簡単に元が取れちゃいますね!
ただし日本人なら発行時にMultiple Entry VisaかSingle Entry Visaが必要になります。
年間パスポートは現地のカウンターか、インターネットで予め購入する方法があります。
我が家は予めインターネットで購入し、現地でカードを受け取りました。その時は現地で買うよりインターネットの方が安くなるプロモーションをしていた為です。
購入予定の方は一度公式HPをチェックしてからお出かけした方がよさそうですね。
また、当日券を購入しゲートに入ってから、園内で年間パスポートに変更すると安く購入できるという噂も聞きましたが、私自身が実際にその方法をしていなく信憑性が無い為、ここではその説明は割愛します。
当日、こちらの「MEMBERSHIP REGISTRATION」カウンターにてカードの受け取りと、指紋の登録をしました。
入場時、通常のチケットの人と年パスの人は違うゲートを使って中に入ります。年パスのカードをスキャンして指紋をピッと。合致すれば入れるという何ともハイテクな仕組み!
と思いきや、カードがうまくスキャンできなかったり指紋がスキャンできなかったりでいつも時間がかかります(笑)特に子供の指のスキャンがスムーズにできません。でもスタッフの方がどうにかしてくれます。
ゲートについて
サンウェイラグーンにはMain Entranceと小さいSurf Beach Entranceの2つの入口があります。どちらからも入る事ができますが、私のオススメは下記です。
Main:インターネットで年パスを購入した場合(現物がMainにある場合が多い)、遊園地や動物園エリアに先に行きたい場合
Surf:プールから行きたい場合、なるべく混雑していない入口から入りたい場合
BRTで行く場合もSurf Beach Entranceの方が歩行者用ブリッジで行けるため便利です。Surf Beach Entrance付近にもトイレやロッカー、更衣室がある為、我が家は比較的混雑していないSurf Beach Entranceの方をよく利用しています。
サンウェイラグーンへ行く時の持ち物
ここでサンウェイラグーンに行く際に、持って行った方がいいと思うものをご紹介します!主にプールエリアの持ち物について記載します。
水着・ゴーグル・タオル
まずはこれですね。入ってすぐロッカーとトイレ・脱衣所がありますが、時間短縮のために事前に水着を着ていく事をオススメします。そうすればロッカーに荷物を置くだけでプールに行けます!
持ち歩き用のバッグ
着替えや荷物はロッカーに入れ、最低限のものだけ持ち歩く人が多いと思います。
しかし我が家は家族で行く場合、ロッカーを使わず荷物を持ち歩き、大人一人が常に荷物番をするようにしています。荷物を仕分けしてロッカーを利用するのが面倒くさく感じてしまい・・(笑)
基本的には防水ケースに入れたスマホと、少額の現金(サンウェイラグーンはリストバンドのバーコードにお金をチャージする仕組みもありますが、何となくそれも面倒でうちは少額の現金を持ち歩いちゃってます)があれば何とかなります。
とはいえ子連れだと持ち歩き荷物も増えそうですし、大きめのプールバッグがあると安心ですね。
歩きやすいサンダル
プールエリアだけでも広いので、沢山歩いても痛くならないサンダルがおすすめです。裸足の人もいますが、暑いし痛そうです・・。
スマホ防水ケース
スマホの持ち歩きは防水ケースがあると便利です。
サンウェイラグーンのメインエントランス付近にあるショップでも買う事ができます!
これがあるとプールで遊ぶ子供の写真も至近距離で撮れますね。私はいつも持って行って泳ぐ子供達の写真を至近距離から撮ってます♡
各エリア紹介
ここからは各エリアについてご紹介しようと思います。
AMUSEMENT PARK
メインエントランスを入ってすぐ右側にあるエリアが遊園地「アミューズメントパーク」のエリアです。
メリーゴーランドやジェットコースター等があります。
先日は長~いつり橋「Pedestrian Suspension Bridge」を渡ってみました。
X PARKから入口付近のAMUSEMENT PARKまで伸びているこの橋。AMUSEMENT PARK側はつり橋からすぐ通路に出れますが、X PARK側は土地が低いのか、通路までは長~い階段を使います。
今回はX PARK側から行ったので、長い階段を「登る」ところからスタート。つり橋に着く頃には既にヘトヘトになってました(笑)
皆様にはAMUSEMENT PARK側から渡る事をオススメします。
指差しているのがこのつり橋。長~いです。428mもあるそうです。
つり橋からは園内を見渡せます。結構揺れる!
板の間は隙間が空いているので、高所恐怖症の人は下を見ず一気に行った方がいいですね(笑)
渡ってみての感想は・・景色を見るのが楽しいけど長い!!でもサンウェイラグーンに行ったら一度は渡りたいつり橋です。
WATER PARK
サンウェイラグーンのプールはとーっても充実しています。もし少しの時間しか滞在できないなら、他のエリアよりまずWATER PARKをオススメします。
まずこちらのプールはSurf Beachというプール。
砂浜!一見するとプールには見えないですよね?こちらは砂浜が広がっており、奥に進んでいくと波のプールになっています。
誇らしげに書いてあるWorld’s Largest Surf Poolの文字。世界一大きいサーフプールだそう。確かに広い~!そして上を見ると例のつり橋が。ジップラインをしている人もこのプールの上を通ります。
広いけど浅い部分が多く、子供達も大好きなプールです。
砂浜の近くにはサーフィンの体験ができるFlow Riderもあります。身長さえあれば子供でもできますのでぜひ体験してみてくだいね(うちの子達はびびってまだ体験してません)。
サンウェイラグーンにはもう一つ波のプールがあります。こちらは砂浜ではないですが、穏やかな波がどんどん来るので気持ちいい!
※写真のようにガラガラの状態で遊びたい場合はオープンと同時にSurf Beach Entranceから入る事をオススメします。すぐ混雑しますが(笑)
荷物を置いておく事ができるテーブルも争奪戦です。早い時間であれば埋まっている事はありませんが、午後になると満席です。
Little Zimbabweと呼ばれるキッズプールエリア。かなり充実してます!小さい子はここだけで長時間遊べると思います!
流れるプールもあり。一周が長いので注意(笑)途中、真っ暗なトンネルもあります。左右から勢いよく水が噴き出してくる場所があり、不意打ちだったので顔に当たり、コンタクトがずれてワタワタしました。
プールエリアの目玉のひとつが、この「ブブゼラ」をはじめとするユニークなスライダー達!
何と我が家は全員怖がりで、スライダーも試したことが無いのでレポートできません(笑)!でもここのスライダーはとても楽しいと、友達が言ってました(人まかせ)。
そうそう、ここのプールエリアには「カバナ」というレンタル休憩所があり、有料でこの素敵な空間を借りる事ができます。冷蔵庫やソファや扇風機まで付いていて素敵ですね!
荷物も置いておけるし、休憩もできるしいいですよね。一日中プールでのんびりしたい人にはいいかも。我が家はそんなに長い間いないので利用した事はありませんが・・。
カバナを利用しなくても、サンウェイラグーンのプール内は結構あらゆる所にベンチがあるので有難いです。
おまけ:ここのキャラメルポップコーン(RM10)大量に入っていて美味しくてオススメです。サーフプールと流れるプールの間で売ってました。疲れた体にキャラメルの甘さが染みわたってやたらと美味しく感じました。
WILDLIFE PARK
お次は動物園のゾーンです。150種類の動物を見る事ができます。
動物園エリアだけでも結構広いです。
様々な場所で動物のショーをやっています。事前にチェックしておくと楽しめると思います!
カラフルな鳥たちがお出迎え。ここでバードショーもやっています。
動物のエサを買う事ができます。ヤギやウサギ、魚にエサをあげる体験は子供達には楽しいですよね。
ペットヴィレッジというエリアではウサギ、モルモットと遊ぶ事ができます。触ったり抱っこしたりも可能。スタッフの方が触り方を教えてくれるので安心です。
一番の目玉はホワイトタイガー!
ゴロゴロしていて威厳は無い事が多いです(笑)
鳥の放し飼いエリアもあります。クジャクが羽を広げてた!
この動物園エリアはずっと外なのでかなり暑いです!ベンチや日陰はあるので、休憩しつつ遊ぶと元気に過ごせるのかなと思います。
SCREAM PARK
名前の通り、恐怖で叫んでしまうようなエリアです。お化け屋敷が好きな方はこのエリアへどうぞ!最近の目玉は新しくできたSharknado Alive!というアトラクションで、15分間スリル満点のサメ映像を見れるらしいです。
先述のとおり怖がりで刺激が苦手なうちの家族ですので、このエリアのアトラクションは未体験です。行ったら追記しますが、恐らく今後も行く事は無いでしょう・・。
Lost Lagoon
子供向けのプールやスライダーが多いエリアです。ここだけで12以上のアトラクションがあります。
結構キレイでオススメなのですが、両方の入口から遠く奥まったところにあるエリアなのでガラガラ。我が家もこのエリアに行くだけで既に疲れてしまい、しっかり遊んだことはありません。
ここに行く時は「ついで」というより、ここでゆっくり遊ぶイメージって行った方が疲れないかもしれません。
X PARK
最後はXパークです。こちらも刺激的なスリル溢れるアトラクションが中心ですが、子供でも楽しめるアトラクションが少しあります。
先日はゴーカートに挑戦しました。こちらは入場チケットとは別に料金がかかるので、Xパーク内のカウンターで支払いました。
子供は運転不可、大人の隣なら乗っていいよとの事。子供の定義がイマイチ分かりませんでしたが、150㎝以上あるマコでも運転は不可でした。
髪の毛をまとめるネットを付けて、ヘルメットをかぶって出発!5分間サーキット内を走ります。しっかり操作説明があり、後ろから常にスタッフの方が付いてきてくれるので安心です。
車の運転が下手な私ですが、スタッフさんに難易度を聞いてみると「Quite easy!」と言われたので息子を乗せて挑戦してみました。
アクセルとブレーキがあり本格的。アクセルは踏み込むと結構スピードが出ます。ハンドルは結構重くて大変でした。確かに簡単だけど、子供のゴーカートより危険度は上がるので大人が運転するのが正解だなぁと感じました。
助手席でも子供達はとても楽しかったようです。
シューティングにも挑戦してみました!こちらは追加代金なし。安全の為、目にゴーグルを付けます。打つと上半身にかなり振動が来ます。それにしてもいろいろな体験ができますね~。
その他、バンジージャンプやジップライン、アーチェリーもあり大人でも楽しいエリアです!
サンウェイラグーンの食事
サンウェイラグーン内に食事をする場所は沢山あり、特にWATER PARKに多く集まっています。Marry Brown、Subway、Burger Kingなどお馴染みのチェーン店もあります。
その他ワゴンでアイスやポップコーン、お水やジュースなども売っています。
サンウェイラグーン まとめ
いかがでしたでしょうか。かなり広くてアトラクションも多く、なかなか一日では回り切れないアミューズメントパークである事がお分かりいただけたと思います。
もし短時間しか滞在できないなら、やはり個人的にはプールがオススメですね。大人だったらスライダー、子供だったら波のプールや充実したキッズプールで楽しめるのではないでしょうか。
我が家もまだまだ行っていないエリアがあるので、今後も行って追記しようと思います!