マレーシアならではの体験がしたい！マレーシアの伝統工芸が知りたい。子供でも楽しめるアクティビティってある？
マレーシア在住で元旅行代理店勤務の、みやこうさぎがそんな疑問に答えます！
Jadi Batekでバティック体験をしてみた
せっかくマレーシアに住んでいるのだから、マレーシアという国をより理解できる体験をしてみたい！と思い立ち、子供とバティック体験に行ってみました。
バティックとはマレーシアの伝統工芸。名前は知っているし小物も持っているけれど、どのようにできているかは全く分かりません。
一体どんな体験ができるのでしょうか！？子供でも楽しめるでしょうか！？ドキドキしながらバティック体験で有名な「Jadi Batek」へ子供達と行ってみました。
バティックとは？
バティック（Batik）は、主にインドネシアやマレーシアなどの東南アジア地域で発展した伝統的な染め物技法です。布地にろう（蝋）を使って図案を描き、その後染料で染めるという手法で行われます。ろうで図案を覆った部分は染まらず、染料が浸透する箇所だけが色づく特徴があります。
バティックの魅力は、独自の模様や色彩の美しさにあります。バティック作品には、植物や動物のモチーフ、伝統的な文様、抽象的なデザインなどが用いられます。
バティックは単に衣類や装飾品として使われるだけでなく、芸術作品や贈り物としても人気があります。
Jadi Batekへのアクセス
Jadi Batekはクアラルンプールの中心地Bukit Bintangにあります。
MRTのTun Razak Exchange駅やMRT・モノレール Bukit Bintang駅から徒歩で行ける距離にあります。pavilionからも歩ける距離にあるので、観光のついでに立ち寄りやすい場所ですね。
Grabで行く場合は「Jadi Batek gallery」を選択して下さい。
茶色の看板が目印。
Jadi Batekでの体験料金
我が家は1人RM35のBatik Colouringを3人で体験しました。大人も子供も同料金です。他にもいくつかの種類の体験コースがあります。
Jadi Batek体験レポート
実際にどんな感じで体験したのか詳細をレポートします！Klookで日時を予約して行きました。
入口から入ると、広い店内にびっくり！沢山のバティック製品やお土産を売っています。お土産はあとでじっくり見るとして、バティック体験できるお部屋へGo。
スタッフの方に「バティック体験をしたい」と言うと、Klookのアプリから予約画面を確認し、工房へ案内してくれました。決済も済んでいるのでスムーズ！
こちらが工房スペース。わりと広いので団体のお客様でもいけそうです。
「Batik Colouring」コースは事前に蝋で絵が描かれているものを選び、色を付けるだけのワークショップです。手軽なので子供でも簡単に体験できます。
蝋で絵を描く所からやりたい方はそのようなコースもあります。なかなか難しそうでしたが大人の方には楽しそうです。
私はこちらの絵を選びました。
スタッフの方がやり方を説明してくれます（英語）。インクを白いプレートに数滴入れ、水をつけながら筆で色塗りしていく感じです。シンプル！インクは混ぜて使ってもいいそうです。青+黄色＝緑というように。
筆に水とインクを付け、ちょんと触るとじわーっと広がるので、上手くやるとグラデーションのようになります。楽しい！
８歳の息子、何色にしようか悩んでいる様子。ちなみにエプロンは貸してくれます。
11歳のお姉ちゃんはスピーディーに猫の色付けをしています。
３人とも無言で製作・・。大人の私が一番いろいろこだわってしまって時間がかかりました(笑)30分程で終わりました。
「終わりましたー」と言うと乾燥するまで待つように言われたので工房内をブラブラお散歩。そしてあっという間に出来上がりました。
カワイイ台紙に入れてくれます。このまま部屋に飾れます。
店内は広いお土産屋さんになっているので、こちらもじっくり見学。
カワイイものが多く、私も子供達も大はしゃぎ！
お土産をいくつか買って帰宅。楽しかった～！
いかがでしたでしょうか。大人も子供もつい集中して色付けしてしまう、楽しいアクティビティでした。できた作品を持ち帰れるのも嬉しいですよね。
気になった方はぜひチャレンジしてみてくださいね！
