子連れでランカウイ旅行に行ってきました。この記事では観光地の情報をまとめています。ランカウイ島の楽しみ方や注意点等が分かります。
子連れでランカウイ旅行に行ってきた!
先日家族でランカウイ島に行ってきました。ランカウイ島はマレー半島西海岸のアンダマン海に浮かび、タイとの国境に近い場所にあるリゾートアイランドです。自然豊かな島で、自然の中で楽しめるアクティビティや高級リゾートもあります。
我が家にとっては初めてのマレーシア国内旅行(なんせロックダウンが長かったので)、どんな感じの旅行になるのか想像もつかず、とにかくワクワクしていました。
ランカウイ島への行き方・今回の旅程
クアラルンプールから国内線で1時間程です。
クアラルンプール在住なので「スバン空港」から行く方法で旅程を考えました。クアラルンプール国際空港(通称KLIA)から行く事もできますが、クアラルンプール中心部からはスバン空港の方が近くて便利です。あとKLIAより人も少ないので快適です。
今回はバティックエア(この時はまだマリンドエアという名称)でランカウイに向かいます!
【一日目】
自宅⇒(Grab)⇒スバン空港⇒(マリンドエア)⇒ランカウイ空港⇒(レンタカー)⇒スカイブリッジ⇒(レンタカー)⇒ウェスティンランカウイ
【二日目】
ホテルでゆっくり
【三日目】
ウェスティンランカウイ⇒(レンタカー)⇒買い物⇒(レンタカー)⇒ランカウイ空港⇒(マリンドエア)⇒スバン空港⇒(Grab)⇒自宅
ちなみに日本からランカウイ島への直行便はありません(2023年2月現在)。成田等からクアラルンプールへ約7時間、到着後同じクアラルンプール国際空港(KLIA)から国内線でランカウイに向かうのがスムーズかと思います。
スバン空港とは?スバン空港への行き方
スバン空港(Subang Airport・Subang Skypark)は、正式名称をスルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港(Sultan Abdul Aziz Shah Airport)と言います。
1965年8月にオープン。1998年にクアラルンプール国際空港(KLIA)が完成するまでは、国際空港として使われていましたが、現在は国内線が中心で就航しています。
クアラルンプール中心部までは24kmの距離なので、自家用車やGrabで30分です。中心部から近いのはとても魅力的ですね。ちなみにKLIAはクアラルンプール中心部から約50kmです。
SKYPARK LINKという電車も利用できます。停車駅はKL CentralとSubang Jayaのみです。
いざ出発
クアラルンプールの自宅からGrabを呼んでスバン空港に向けて出発!渋滞もなく30分程で到着しました。11時ちょうどのフライトでしたが、9時半前には着いてしまいました。ちょっと早すぎた・・。小さい空港なので1時間前に到着すればぜんぜん大丈夫かと思います。
早く着いてしまったので空港内をブラブラ。飲食店が多いのでここで朝ごはんを食べてもよかったかも(今回は家で食べてきてしまった)
そこまで広くは無いのだけど、お店もあるし綺麗だし近いし、便利な空港だなと感じました。空港内の移動に時間がかからないのも魅力的。
WEBチェックイン済だったのでマリンドエアのチェックインカウンターで荷物だけ預け、セキュリティチェック後出発ロビーで待ちます。
出発ロビーにセブンイレブンがあるの、とても便利!機内持ち込み用の飲み物やおやつを購入。あとトイレはあるのですが個室内にトイレットペーパーが個室に無いパターンでした。もしかしたら入口にあったのかも。とにかく気づかずに入ってしまったので水に流せるティッシュを利用。
やたらとトイレの話題が多いブログで恐縮ですが、マレーシアでは個室内にトイレットペーパーが無い事が多いので、水に流せるティッシュは持ち歩いた方がいいです。
トイレ入口にトイレットペーパーがある場合もあるので、その時は個室に入る前に紙をもらっておきましょう。
いよいよ搭乗の時間が近づいてきました。
搭乗口に行ってびっくり、今日はこちらの飛行機で行くのですね!こんなに近くで飛行機を見れて大興奮。
おぉ~階段で機内に入って行くのは久しぶり。外国ではたまにありますが、日本ではなかなか無いですよね。
マリンドエアの機内はこんな感じ。綺麗ではないけど汚くは無いです。たった1時間のフライトなので座れればなんでも・・(笑)
小さいプロペラ機でしたが揺れはあまり無かったです。離陸も着陸もとても上手で驚きました(←誰やねん)
飲食物の機内サービスは無いので事前に買っておきましょう。短時間なのでなくてもいいですが・・。
座席からプロペラがばっちり見えました。窓からの景色を楽しみながら、たまにおやつをつまんでいるともう着地・・。
ランカウイに到着!まだ観光客が少ない時期だったのでガラガラでした。預けた荷物をピックアップし、レンタカーでランカウイ観光スタートです。
スカイブリッジに向かう
ランカウイに到着し、レンタカーでまずはオリエンタルビレッジという場所に向かいました。オリエンタルビレッジとはマチンチャン山麓にあるレジャー施設ですが、そこにある「スカイブリッジ」観光をする為です!
スカイブリッジとは、ランカウイ島にある人気の観光地で、全長15mもある吊り橋です!2005年に完成したそうです。
事前に調べた所、スカイブリッジに到着するまでの道のりがなかなか大変で、オリエンタルビレッジからスカイキャブというケーブルカー(日本で言うロープウェイ)に乗るのですが、それが結構怖いらしい。
そしてケーブルカーを降りた後もスカイブリッジまでは山道を歩くか激混みの小さい乗り物に乗らないといけないらしい。
・・・いろいろ不安ですが、とにかく行ってみる事にしました。
オリエンタルビレッジへの行き方
オリエンタルビレッジはランカウイの北西部にあるレジャー施設で、空港からは車で30分程かかりました。
ランカウイは公共交通機関が無いので、基本的にはタクシーかレンタカーで移動する事になります。
こういう移動しづらい場所であれば、ガイド付のチャーターを手配してしまうのもいい方法ですね!
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オリエンタルビレッジを探索!
車を駐車場に止め、スカイキャブ乗り場を目指して歩く・・。まずこの吊り橋を渡らないとオリエンタルビレッジに入れません。
手すりがこんな感じだし結構揺れるので、後ろを歩いていた3歳くらいの女の子が落ちないかヒヤヒヤしました。子連れにはまずここが試練ですね(笑)
オリエンタルビレッジ内は池があったりお店があったり。ここもゆっくり探索したらいろいろな発見がありそうな場所です。
スカイキャブ(Sky Cab)の乗り場へ
乗り場に到着。平日の13時頃ですが、既に列が・・。でもこれ結構短い方らしくて、列はどんどん進み待たずに乗れました。なぜ空いていたかは続きをお読み頂ければ分かります。
チケットカウンターで、恐ろしい事を言われます。
「本日はスカイグライドが修理中の為、ケーブルカーを降りた後は歩いてスカイブリッジに行くしか無いですが、いいですか?」
どういう意味かは、次の項で詳しく説明します。私は「絶対嫌だ、スカイブリッジは諦めよう!」と思いましたが、家族は「歩いてもいいから絶対行きたい!」と。母がぐずってもしょうがないので、諦めて家族全員で行く事にしました。
乗り場でペットボトルを没収されます(帰りに回収できます)。6人乗りのキャビンでしたが、家族4人で1台使わせてもらえました。混雑時は相席もあるみたいです。
このスカイキャブ、事前リサーチによると「怖い!」「高所恐怖症の人は注意!」等いろいろ書いてあったのでちょっとドキドキでした。
このケーブルカーからの景色はこんな感じ・・。たしかに高い!高い所が苦手な人は目をつぶった方がいいかも・・。揺れはそんなにないですが、風が強い日は揺れそうですね。
このケーブルカーは、麓の「Base Station」、中腹の「Middle Station」、頂上の「Top Station」の3駅があります。
麓から乗ると15分程乗り、途中駅で一度ドアが開きます。スカイブリッジまで行くならそのまま乗り続けて大丈夫です。小さいお子様を連れている場合は、一度ドアが開いて危険ですので抱っこしたりする方がいいかもしれません。
スカイブリッジへの行き方は2つ
さて、ケーブルカーを降りた後はいよいよスカイブリッジを目指します。行く方法は二つ。
①スカイグライドという乗り物で行く
➁歩く
今回は先述の通り歩くしか手段が無かったので、意を決して歩きましたよ。
この歩くルート、なめない方がいいです!かなり急&手すりが無い所が多い&狭い!階段あり急カーブあり。森の中を歩くので虫もいます。
普段からハイキングやトレッキングに行く方には簡単な道のりかと思いますが、あまりそういうのをしてきてない人(私)にとっては泣きたくなる道のりでした。
あとは子供達が転ばないか心配で・・。結果的には転ばず、むしろ私が一番ゼイゼイ言いながらフラフラ歩いてました。ちゃんと時計を見ていなかったけど・・15~20分くらい山道を歩いた気がします。余裕が無くて写真も撮れませんでした。
でも子供を肩車しながらヒョイヒョイと登ってるパパとかもいたので、平気な人には平気な道なのでしょう。
ちなみにスカイグライドという乗り物はこんな感じらしい。確かに小さいので混雑時は長時間待つ事になりそうですね・・。
スカイブリッジに到着
さんざん文句を言ってきましたが、ついにスカイブリッジに到着できました!
が・・曇ってる~!!晴れていれば眼下に素晴らしい景色が広がっているはずです。でも曇ってるお陰で怖さはありませんでした(笑)ここは海抜660メートルらしいです。
床が透明になっている場所もあるので、スリル満点です。
既に汗だくでフラフラ・・水分は入口で没収されたし・・と悲しんでいたらスカイブリッジでお水を売ってましたよ!お水を飲んで、普段から持ち歩いている熱中症対策飴を舐めてちょっと復活。
↓こういう熱中症対策の飴をマレーシアでは常に持ち歩いています。
ちょっと雨が降りそうだったので(ここで降られたら大変。。)急ぎ足で帰りました。
スカイブリッジ観光をした後は、本日のお宿「ウエスティンランカウイ」へ向かいました。旅行の2日目はホテルにてゆっくり過ごしました。ホテルについては次の記事にて詳細を記載しますので、こちらでは3日目の観光について引き続き記載します。
イーグルスクエアへ
最終日ホテルを後にした私達は、ランカウイ島のシンボル、イーグルスクエアへ。
ホテルと同じ「クア」というエリアにあるので、ホテルから車で10分もかかりませんでした。空港からだと30分程。
車を停めて、シンボルのワシの像まで歩きます。何気に広い・・。入場料は無料です。周りは公共の公園になっています。
ここも写真スポット!写真スポットが沢山あるので、大勢の人が(大人も子供も)写真を撮ってはしゃいでいました。
ワシの像は近くで見ると迫力満点!12Mあるそうです。ぐるっと一周歩いて周れます。
なぜワシの像なのかと言うと、
マレー語で「ワシ」⇒「Helang」
古マレー語で「赤茶色」⇒「Kawi」
を組み合せた、「赤茶色のワシ」がLangkawiの語源と言われているからみたいです。なのでワシはランカウイのシンボルなのですね。
ずーっと外にいると暑いので、ちょっと涼みに建物の中へ。アイスや飲み物も売ってました!
Langkawi Paradeで買い物
空港に行く時間までまだ少し余裕があったので、途中にあった「Langkawi Parade」というショッピングモールに行ってみました。
小さめのショッピングモールという感じ。よく見るといろいろなお店があるのですが、ちょっとローカル向けかな・・。節電の為か薄暗かったのもあって、子供達が嫌がってすぐ撤退しました(笑)。
ランカウイ空港 セントレジス・ウェスティン宿泊者専用ラウンジ
レンタカーを返却し、空港へ。
空港にチョコレート屋さんがあったのでそこでお土産を買い、チェックインして搭乗口へ。ここで待つのも辛くは無いのですが、ランカウイ空港内に「セントレジス・ウェスティン宿泊者専用ラウンジ」があるので行ってみました。
このラウンジ、宿泊者全員が使える訳では無さそうです。マリオットの会員ステータスがプラチナエリート以上だったり、宿泊した部屋タイプだったりが限定されているようなのですが、はっきりした情報が手元に無いので、最新の情報はホテルチェックイン時に確認してみて下さいね。
手荷物検査を終えて搭乗ゲートのあるエリアに入ってすぐの所に、ラウンジはありました。
中に入ると・・満席でした。席に空きが出たら電話をくれる事になり「クッキーを食べて待ってて」とクッキーを頂いたので、近くの椅子でモソモソ食べながら待っていたら10分位で電話が来ました。
お菓子類や飲み物は自由に取る事ができます。コーヒーサーバーもあり。wi-fi環境が整ってるので子供達はiPadを見て時間を潰したりできました。ありがたや~!コンセントも沢山あるのでスマホ充電等できます。
搭乗ゲートのすぐ近くなので、ここでギリギリまで過ごせました。ラウンジ内にトイレ(綺麗!)もあります。
帰りの飛行機。帰りも1時間程なのであっという間。ランカウイ島、また来るからね~!
追記:2回目のランカウイはチェナンモールとアンダーウォーターワールドへ
2回目にランカウイ島に行った時はチェナンモールとアンダーウォーターワールドへ行ったので、その情報を追記します。ちなみに今回宿泊したのはリッツカールトンです。
チェナンモール(Cenang Mall)
パンタイチェナンというエリアの中心部にある2階建てのショッピングモールです。
お酒も免税で買う事ができ、パパはウキウキ。
お馴染みのボーティーやお菓子も揃っているので、お土産をここで買う事ができますよ!ランカウイでの滞在中の必要なものやお土産を買うのにオススメのモールです。
アンダーウォーターワールド(Underwater World Langkawi)
こちらもパンタイチェナンにある、大きな水族館です。
マレーシア国民か外国人かで入場料が変わりますが、有効なVISAページを見せると国民料金で入れる事もあります。
餌やりなども時間も決まっているので、入口でスケジュールを確認しておくとより楽しめます。この日はペンギンの餌やりを見る事ができました。解説はマレー語と英語が混じるので聞きづらいですが、集中して聞くと勉強になりそうです。
水中のトンネルがあったり、海の生物を触れる事ができるコーナーがあったり、工作のワークショップをやっていたり・・。(この日はハリラヤが近かったのでKETUPATという飾りの作り方を教わりました。)
子供やお客さんを楽しませようと言う気合を感じる水族館で、行ってみてとっても良かったです。出口付近にあるお土産屋は品ぞろえが豊富でこちらも見応えがありましたしね。
ランカウイ旅行記 観光編、いかがでしたでしょうか。観光地にあちこち行ったわけではありませんが、アクティブな旅行が好きな方はカヤック・シュノーケリング・リバークルーズ等のアクティビティも沢山あるのでぜひチェックしてみて下さいね。
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