マレーシアのピンクモスクに行ってみたい!どんな場所?子供と行っても大丈夫?注意点は?どうやって行けばいいの?
マレーシア在住で元旅行代理店勤務の、みやこうさぎがそんな疑問に答えます!
プトラジャヤのピンクモスクへ行ってみた
マレーシアの有名な観光地の一つ「ピンクモスク」という場所を聞いた事はありますか?最近はマレーシアのガイドブックでもよく紹介されているので、ご存じの方も多いはず!
この美しいピンク色のモスクは、マレーシアのプトラジャヤにあるモスクです。この記事では、 ピンクモスクに関する最新情報や、訪れる際に知っておきたいポイント、ピンクモスクの由来や特徴、見学方法など、さまざまな情報をご紹介します。実際に行った時のレビューも記載しています。
ぜひチェックしてみて下さいね!
プトラジャヤ ピンクモスクとは?正式名称など
ピンクモスク(英語: Putra Mosque、マレー語: Masjid Putra、マスジッド・プトラ)は、マレーシアの首都プトラジャヤにある特徴的なモスクです。その美しいピンク色が特徴的で、一見すると異国のおとぎ話の世界から飛び出したような建物として注目を集めています。
ピンクモスクは、イスラム教の礼拝所であり、信仰の象徴としても重要な存在です。このモスクは1999年に建設され、現在も地元の信者や観光客にとって重要な場所となっています。
モスクの外観は、美しいバラ色がかった花崗岩を使用しており、繊細な装飾や特徴的なドーム、ミナレット(尖塔)などが見どころとなっています。また、内部には広大な礼拝ホールがあり、訪れる人々に静寂と神聖な雰囲気を与えてくれます。
ピンクモスクは、マレーシアのイスラム教徒のみならず、訪れる観光客や写真愛好家からも人気を集めています。その独特の美しさと建築デザインは、数々のインスタグラムや旅行ガイドの表紙を飾るほどです。
なお、マレーシアのクアラルンプール近郊にはこのピンクモスクとよく一緒に紹介される施設として「ブルーモスク」があります。こちらはシャーアラムという場所にあり、ピンクモスクよりクアラルンプール中心部からは近い場所にあります。
ブルーモスクは私が見学した時は自由見学ができず「ガイド必須」でした。ガイドさんは無料で案内してくれるものの、1時間程英語で詳しく説明して下さるので、大人には嬉しい反面、子供には辛そうでした(笑)
訪問の際には一応そのようなルールも知っておくと心づもりができますね。
ピンクモスクはガイド必須ではなく自由観光ができますので、自分のペースで見学できます。
ピンクモスクへのアクセス
住所:Persiaran Persekutuan, Presint 1, 62502 Putrajaya, Wilayah Persekutuan Putrajaya
クアラルンプール中心部からGrabで行くと40分~1時間程かかります。
電車でクアラルンプール中心部から行く場合は、KLセントラル駅などからKLIAトランジット線で「プトラジャヤ・サイバージャヤ駅」まで行き、そこからGrab(約5分)やバスで行く事ができます。
我が家は自家用車で行きました。
ピンクモスクの入口付近のラウンドアバウトにはPUTRAJAYAの字のオブジェが・・。奥には首相官邸も見えています。
ピンクモスクの見学可能な時間帯と料金
イスラム教の方の礼拝時間は見学できません。下記が観光客が見学できる時間になります(2024年9月現在)
土曜日-木曜日: 9am-12.30pm, 2-4pm, 5.30-6pm
金曜日: 3-4pm, 5.30-6pm
なお、土日は見学開始時間と同時に行く方が良さそうです。ローブの在庫が切れてしまうと、見学が終わった人のローブを借りる事になる為、待ち時間が長くなる可能性があります。
入場時に料金はかかりません。
ピンクモスクへの訪問前に必要な情報や注意事項
ピンクモスクはイスラム教の方にとって祈りの場になりますので、観光客としても注意事項を守りながら観光しましょう。
肌の露出が少ない服装にしましょう(ローブの貸し出しあり)
祈りの場ですので、常識的な服装で行きましょう。入口で無料のローブ貸し出しがありますので、必要な場合女性の方はそこで借りるようにしましょう。ローブにはフードも付いているので、髪の毛も見えないようにしっかり被りましょう。
男性の場合もできれば半ズボンは避けましょう。
中央のホールには靴を脱いで入りましょう
中央にあるメインのホールには靴を脱いで入りましょう。
喫煙は禁止
喫煙は禁止されています。
プトラジャヤ ピンクモスク 訪問レビュー
ここからは実際に訪問した時のレビューです。
プトラジャヤ湖クルーズを終え、続けてすぐ隣のピンクモスク観光をしました。
まずモスク入口でスマホでQRコードを読み取り個人情報の登録をしました。
その後ローブを借りました。濃いピンク色のローブは可愛いしモスクともマッチする色ですね。着脱しやすいレインコート型でした。軽い素材ですが、日中に着ると長袖は暑く感じます。
スタッフの方が私のスマホで私と娘のツーショット写真を沢山撮ってくれました。いろいろなポーズを指定され、面白かったです(笑)ここのモスク、気さくな方が多い!
靴を脱いで、いざ中へ。建物のあらゆる装飾が素敵なので、写真を撮りすぎてしまいました。
メインホールはこのような雰囲気。何て美しいのでしょう。15000人程を収容できるサイズだそうです。
美しすぎて、あちこち写真を撮り、あとはボーっと眺めて美しさに浸っていました。天井も美しいですね。
床は絨毯が敷かれています。イスラム教徒以外の観光客が入る事ができるエリアは決まっていて、分かるようにポールで区切られています。
こちらはミナレット(尖塔)。これもピンクで統一感があります。さっと見学するだけなら30分とかからないかと思いますが、お土産屋を見たり建物をじっくり見たりするならもう少し長くかかるかと思います。
お隣には首相官邸(ペルダナ・プトラ)があります
ピンクモスクのすぐお隣には首相官邸があります。この写真は工事中のものですが、エメラルドグリーンの屋根が何とも魅力的ですね。ムガール様式の建物だそうです。
内部には入れませんが、プトラモスクから徒歩で行ける距離にありますのでプトラモスク見学のついでに外観だけでも見学すると効率的かと思います。
いかがでしたでしょうか。少しでも旅程に余裕があるなら、クアラルンプールから1時間程で行けるプトラジャヤおよびピンクモスクもぜひ観光して欲しいスポットになります。
以上、ピンクモスクのご紹介でした!