子連れでペナン島(Penang)旅行記 観光編 ペナンヒル ワンダーフードミュージアム プラナカンマンション 子供と楽しめる施設が沢山!

ペナン

子連れでペナン旅行に行きました。今回はペナンの観光について時系列でレポします。子供と楽しめる施設を観光してきました。感想、注意点などを記載しています。

ペナンに子連れで行ってみた

先日、子連れでペナン島に旅行に行きました!かつて「東洋の真珠」と称され今でもマレーシアの観光地として有名なペナン島、いったいどんな島なのでしょうか。子供でも楽しめるでしょうか。ドキドキしながら向かいました。

ペナン島へのアクセス・行き方

ペナン島はクアラルンプールから北に約300キロの距離にあります。クアラルンプールからは ①飛行機 ➁長距離バス ➂鉄道 ④車(自家用車など) の手段がありますが、今回は飛行機で行きました。

新型フェリーの運航もスタート予定

2023年7月中旬から、ペナン島と本土間で新型フェリーを使用して運航を開始するそうです。以前のフェリーの所要時間は20分だったのが、10分に短縮されるそうなので、フェリーも今後メジャーな交通手段になるかもしれません。

スバン空港から出発 マリンドエア利用

マリンドエアのプロペラ機

先日のランカウイ旅行同様、スバン空港からペナンへ飛びました。

クアラルンプールの「羽田空港」的存在のスバン空港。KL中心部からも近く、各方面へ国内線が沢山出ているので本当に便利です!

今回手配したのはこちらの便

【往路】OD1106 クアラルンプール スバン10:35 AM – ペナン11:35 AM

【復路】OD1117 ペナン5:10 PM – クアラルンプール スバン6:10 PM

帰りはもっと早い便で手配していたのですが発券後にフライトキャンセルになり、こちらの便に強制的に変更になりました(マリンドエアあるある)。

マリンドエアは何といっても安いのが魅力で(今回も4人でRM948=26000円程)、プロペラ機だったので多少は揺れましたが特に問題ないフライトでした。機内サービス等は基本的にありません。たった1時間のフライトですからね~。

飛行機への乗降が、ジャンボ機と違って飛行機の近くまで地面をトコトコ自分で歩いて行って階段を使って中に入るのが、ある意味ダイナミックで楽しいです。

ちなみに現在日本からペナンへの直行便は無さそうです。クアラルンプールで乗り継いで国内線で1時間程です。

ペナンヒルでケーブルカーに乗る

ペナン到着!空港で予め予約しておいたレンタカー屋に寄ってレンタカーを借りました。

一つ目の観光地は「ペナンヒル」です。ちなみにお昼はスバン空港のセブンイレブンで買っておいたおにぎりとサンドイッチを車内で。この日の昼には時間とお金をかけない事にしました。でも久々のセブンのツナサンド美味しくて感動しました(笑)

ペナン島内は鉄道や地下鉄は無いので、Grab(タクシー)での移動が中心になるかと思います。専用車を利用してまわるのも効率がいいと思います。

自由観光!ペナン・ガイド専用車チャーター

ペナン島の南東にある空港から、ペナン島の中心やや北東にあるペナンヒルまで車で30分程でした。車窓の景色を見ながら「ペナンって大都会だなぁ」と思っているともう到着。

https://www.penanghill.gov.my/index.php/en/
ペナンヒル立体駐車場

こんなに立派な立体駐車場があります。都会・・。

ペナンヒル入口

ここが入口。ここからケーブルカーで山の上まで行きます。チケットを窓口で買ってGo!チケットはFast laneという、より高い料金を出して早く乗れるチケットもあります。今回は空いているように見えたので普通のチケットを購入。

ケーブルカー

このケーブルカーは斜めの形をしていてユニーク!斜めのまま上がっていきます。席は満席で、私たちも立ってました。結構ギュウギュウまでお客さんを乗せて出発。標高は約833M。

乗車時間は10分程。斜め一直線にケーブルカーは登っていくのでちょっとコワイ。一度スピードが緩まった時とかはそのまま一直線に落ちるのではないかと焦りました。でも大丈夫だったのでご安心を。

ペナンヒル頂上

到着!空気が気持ちいい!そして最高の景色です。ペナンの街並みやペナンブリッジまで見えます。あとはお土産屋さんや飲食店がいくつか。

緑が多いので虫も多いです(なので私は早く下に降りたかった・・)。

ペナンヒル望遠鏡

有料で望遠鏡を覗く事もできます。

パパはもっと散策したそうでしたが、パパ以外のメンバーは早くホテルに行きたくて早めに降りてしまいました。リゾートホテル大好き家族。

付近にあった極楽寺も大きくてかなり目立っていて気になりましたがまた次回。

極楽寺とペナンヒル夜景鑑賞スチームボートディナー

ブルーマンションは事前予約が必要

本日のお宿は島の北にある「バツーフェリンギ」というエリアにある「シャングリラ ゴールデンサンズ」。ホテルに行く前に途中にある「ジョージタウン」にも寄ってみることにしました。

ジョージタウンは18世紀にイギリス他各国の貿易の拠点として栄えた街で、東西の文化が混在しています。街全体が世界遺産にもなっていて、ドライブするだけでも楽しい。街中に点在する壁画も有名です。

一か所くらい観光地に行ってからホテルに行くか~となり、有名なブルーマンション(別名:チャン・ファッ・ツィーマンション)へ。

見えてきました、青い家!ウキウキと車を降りてチケットを買おうとした所「ガイドツアーの予約が無いと入れないよ」との事!ガーーーンちゃんと調べておけばよかった・・。

ブルーマンション

せめて外観だけ写真とらせて・・とお願いしてみた所、OKでした。美しい・・。

ブルーマンションのガイドツアーはホームページから予約できます。このガイドツアーを申し込まないと中の見学ができないとの事。ツアーは45分程だそうです。私たちは旅行中に予約する事もできたのですが、英語のガイド45分は子供達が耐えられないと判断し、予約不要のプラナカンマンションに別の日に行く事にしました。

Cheong Fatt Tze Mansion: Boutique Heritage Hotel. George Town, Penang
Come home to historic splendour at Cheong Fatt Tze, The Blue Mansion. The most iconic boutique heritage hotel in historic George Town, Penang

Wonder Food Museumで食育

ブルーマンションで惨敗した後はホテルに向かい、たっぷりと3日目の朝までホテルにいたので、ホテルについては次の記事で書きます。

3日目(最終日)、ホテルをチェックアウトして向かったのはジョージタウンにあるWonder Food Museum。

ここはかなり面白かったです!マレーシアの食文化についてや、「食事」という事に対して様々な切り口で展示してあるので、沢山の事を考えさせられます。

ワンダーフードミュージアム入口

入口は小さめ。中でチケットを購入します。

マレーシアフードの数々!1年も住んでるといろいろ覚えてきたな~。リアルな食品サンプルが沢山展示されているので、ここでも料理の名前も沢山覚えられるし面白いです。

スタッフっぽいお兄さんがずーっとついてくるな・・と思ってたらカメラマンでした。館内にいくつかある写真スポットで写真を撮ってくれます。撮るのは無料、後でデータを見せてもらって購入したければ購入、という流れでした。

観光地での有料の写真は基本的には買わない我が家ですが、ここでの写真は構図がなかなか面白かったのと、家族がめっちゃ笑顔だった為購入。楽しい思い出が増えました。

巨大なナンと一緒に撮ったり、巨大なドリアンと一緒に撮ったり、とにかく写真を撮りまくりました。子供達もかなり楽しんでました。スタッフの方もスマホで家族写真を撮りましょうか~と寄ってきてくれて親切。

こちらの展示は「世界で最も高い食べ物」。日本からも寿司や和牛がエントリー。詳しい解説もあり楽しかったです。

このミュージアムの良かった所の一つが、結構「学び」がある事。食事に色合いが無かったら美味しそうに見えるかや、いろいろな飲み物の砂糖含有量が角砂糖の食品サンプルで視覚的に分かりやすく展示してあるなど。息子は「もう一生コーラは飲まない!」と言ってました(笑)

そして最後の展示はコチラ

見た瞬間ビクッとしてしまう子供の人形(人間と同じ大きさ)・・。おそらく壁のメッセージがこのミュージアムの一番伝えたい事でしょう。

普段の生活では気づきにくいですが、飢えに苦しんでいる子供達も現在進行形で沢山いる。食べ物を無駄にしないようにしましょう。

この展示は子供達にもインパクトが大きかったようで「可哀そうだね」「食べ物を捨てるなんてもったいない事だよね」「残さず食べようね」「どうしたら皆に食べ物を届けられるかな」と長い時間話していました。

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プラナカンマンションで美しい調度品にウットリ

ペナン空港に行く前に、どうしても行きたくて急ぎ足で見学したのがこちらのプラナカンマンション。上記の通り、ブルーマンションをガイド付きで見てもよかったのですが、子連れだと45分の英語のガイドツアーに耐えられないかも・・と思い予約不要のプラナカンマンションにしました。

19世紀末に建造された邸宅跡。プラナカン(中華系移民の末裔)文化を垣間見ることができる施設です。

食器の一つ一つもため息が出る美しさ。

床、壁、窓・・全て手の込んだデザインで見飽きません。

はぁ~美しい。写真撮影OKとの事だったのでフードミュージアム以上に撮りまくってしまいました。こちらでもちょうどガイドツアー(無料・英語)をやっていましたが、フライトの時間が近づいているのでやめておきました。

スタッフの方も気さくで「日本人?(←いつもすぐばれる)この邸宅の裏にお寺があるよ~ぜひ見て行って!」と案内してくれました。思っていたより大きくてちゃんとしたお寺があり、こちらにもびっくり。行ったらぜひ探してみて下さい。

最後に美しいものをたっぷり見れて大・満・足!

Pinang Peranakan Mansion Home Page
Museum

帰りもスバン空港から

この日はジョージタウンでお店を適当に探してお昼ご飯を食べようとしていた所、ラマダン中なのもあり開いているお店が無く、持っていたお菓子で空腹をごまかしつつ観光してました(笑)

仕方ないので空港まで行ってしまって、チェックイン後に空港内で食べることに。沢山お店があるのかと思いきや、すぐ食べられる所は1つしか見当たりませんでした。しかしその1つが割と良かったです。

ペナン空港

私たちの前に現れた「NOOODLES」というお店。チェーン店かもしれないけど私たちは知らないお店でした。辛いのしか無かったらどうしようと思いつつも、飢えていたので入ってみることに。

ポリッジ

ここが以外にもいろいろなメニューがあって良かった!息子用にはチキンポリッジ(おかゆ)を。優しいお味で、チキンも入っていて疲れが取れたようです。

ワンタンヌードル ドライ

私が頼んだワンタンヌードル ドライ(スープも選べました)。こちらもすごく食べやすい味で、ぺろっと平らげてしまいました。いやぁ意外にも美味しいお店があって助かりました!

ペナン空港

かくして帰路につきました。楽しかったー-!でもペナンにはまだまだ楽しそうな観光地が沢山あるので、ぜひまた来たいです!

充実のホテル編は下記より見れます↓

世界遺産ジョージタウン+ペナン見どころ一日観光(食事あり)

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